ハワイのパワーを感じる「クカニロコバースストーン」
ハワイのパワースポットとして有名なスポット「クカニロコバースストーン」。多くの芸能人が訪れ、懐妊したとSNSなどで発信したとこもあり、安産祈願や子宝祈願で訪れる夫婦や女性が目立つようになりました。では実際どのような場所なのでしょうか。ハワイのマナが強く眠るこの地について詳しくご紹介いたします。
クカニロコバースストーンの本来のパワー
時代を遡ること約950年、この地がパワースポットとして有名になる理由がはじまります。この地には、王族以外が入ることが許されなかった時代がありました。それほど神聖な場所が王妃の出産をする場所として決められます。この地で誕生した子供には、強力なマナが宿ったとされており、将来は大変位が高い王として歩んでいくことが決まっていたとか。その場所で出産をした王妃は、出産時の痛みが少なく、マナから守られていたともされていました。そうして代々王族の出産はこの地で行われました。そのパワーが本当に子供を望む人の想いと重なり、懐妊という奇跡を生んだのかもしれませんね。クカニロコバースストーンの本来の姿
神聖な場所として、さらにパワースポットとして海外から多くの人が訪れる人気の観光地となったクカニロコバースストーン。強い愛が宿るとされるこの地で、心ない観光客によって土地が荒らされる被害も起こっているそう。自分の「欲」が優先されて、神聖な場所で敬うことなく去っていく人が多いのも事実。もちろん、ガイドなどにも載っているので観光地として足を運ぶのは当然ですが、代々この土地を守ってきた人々もいるということを頭に入れ、穏やかな気持ちで訪れてくださいね。クカニロコバースストーンに行くと「良いことが起こる」ということではないので注意しましょう。今もこの地を守り、次世代に受け継ぐ役割の人がいることをご存知ですか?先祖が王族だったとされる方が、汚れてしまった石を素手で清掃し、荒らされた土地を整備しているのです。そのことを知り、ボランティアで活動される人もいるそう。訪れる際は、そういった人々にも敬意を持って足を運んでくださいね。